2024年8月19日

新しい省エネ「ZEH」の家

ZEHとは?

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。

当社では「ZEH」に対応した家も施工しています。現在の日本では住宅のエネルギー消費量の大きさが問題になりつつあります。エネルギー消費といえば、企業や工場などが注目されがちではありますが、住宅のエネルギー消費量は全体の「13.8%」もあります。その事実から、住宅を施工している当社では、少しでも省エネの家を建てることにより、良い影響を与えられるように努めています。


ZEHとは引用元:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html


ZEH 3つの基準

  • 高断熱

    断熱材や断熱窓などで断熱性能をあげ、夏は涼しく冬はあたたかい、エネルギーロスが少ない住宅であることが基準になります。
  • 省エネ

    LED照明やエコキュートなどを設置し、HEMSで適切にエネルギーを制御して、省エネ性を高めることができます。
  • 創エネ

    太陽光発電などでエネルギーを創りだします。自家消費して電気料金を安くしたり、固定価格買取制度(FIT)で売電収入を得られます。

ZEHとは引用元:https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html


ZEHによるメリットとは

  • 経済的

    断熱性と省エネ性を上げ、エネルギー消費量を抑えた上で、太陽光発電などで創ったエネルギーを使用し、光熱費を正味ゼロにすることが可能です。

    また、大き目の太陽光発電を設置した場合、光熱費がかからないだけでなく、売電収入で収支がプラスになることも見込めます。
  • 快適な住環境

    室温が外気温に影響されにくく、夏は涼しく、冬は暖かい住宅になるのです。

    寒さと暑さによる体力の消耗が抑えられ、ヒートショックや熱中症といったリスクを防ぐことができます。
  • 健康

    断熱材や断熱窓を設置することで、家中の室温が一定に保たれやすくなると、体調管理に役立つ一面があります。さらに、結露によるカビ・ダニによって起こるシックハウス症候群やアレルギー対策も期待できます。

    少ないエネルギーで空調が効き、住む人の健康を保てるのは、ゼッチ住宅の大きなメリットと言えるでしょう。

耐震の家と組み合わせてしまえば、とても安心感のある家が仕上がりますし、3世帯住宅を検討されている方にとっても安心できるかと思います。


ZEH仕様にするために必要な金額とは?

ZEH仕様にするためには通常であれば一般的な工事費に加えて250~300万円ほどかかると言われています。住宅の広さや設置する設備などの条件によって、コストは大きく変わります。主な内容については以下の通りです。

  • 省エネ性を高める、断熱材や断熱窓の設置
  • 省エネ性が高い、LED照明
  • 電力消費を「見える化」し、家電を制御するHEMS
  • 創エネのための太陽光パネル
  • 蓄エネのためのエコキュートの設置


ZEHの実績

ZEH注文住宅ZEH既築改修全体着工数に占める割合
2025年目標
(令和7年)
50%0%50%
2021年実績
(令和3年)
100%0%100%
2020年実績
(令和2年)
100%0%100%
2019年実績
(平成31年)
0%0%0%

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