ダイニングテーブルは、見かけよりずっと大きい

みんさま、こんにちは!
これまでは、家づくりにおいて
お役立ていただける知識や心構えなどを
全18回に渡りお伝えしました。

本日は、家づくりを行ううえで
もっと暮らしにフォーカスした
内容をお伝えしていきます。

今回は、「ダイニング」について
お話ししたいと思います!

ダイニングテーブルは
見かけよりずっと大きい

突然ですが
家具にこだわりってありますか?

ウッド基調な家具。

好きなブランド。

モノトーンな色の家具。

はたまたカラフルな色の家具を
揃えているなど...

みなさまそれぞれに
こだわりはあると思います。

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家具選びはとても楽しい作業です!

特に新しく家を建てる時は気合いが入ります。


なかでも『ダイニングテーブル』は
別格の存在感ですよね!

毎日の食事だけでなく
友人を招いたパーティーで囲んだり
ちょっとした書き物に使ったり...

その家の中心として機能するだけに
より一層慎重になります。

「ナラのムク板がいいかしら?」

「北欧風デザインも捨てがたいね」などなど...

本当に悩みはつきませんよね。

でもちょっと待ってください!!

デザインばかり考えてしまいますが
大きさは大丈夫でしょうか?

ダイニングルームは、住宅の中で
1番人が集まる場所です。

それだけに、テーブルの周りには
人が動けるだけの空間が十分に
確保されていなければなりません。

どのようなテーブルをどのように置くかで
ダイニングルームの設計は
大きく変わっていきます。

卓の高さや座の高さにも
いろいろな種類があります。

座の高さの例は
カウンター席やダイニングテーブル。
卓の高さの例は座卓と掘りごたつ。

ところが、卓の高さと座の高さの
相対的な差は、どんな高さの卓であろうと
ほぼ一定です。

この差を「差卓」といいます。
差卓は体格によっても微妙に異なります。
また和食か洋食か(箸かナイフ・フォークか)
によっても微妙に異なります。

ただ、専門料理店でもない限り
差尺は「27cm前後」と覚えておけば良いでしょう。

ダイニングテーブルを置く場所を
設計の時から決めておいて
壁を出してしまってもいいですね。

左右対称で壁を出すとバランスよく見えますし
片側だけの壁を出しても個性的です。

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と、いうわけでダイニングの設計は
テーブル廻りの前後左右
そして上下の寸法を確保する必要があります。

ぜひご参考いただければと思います!
それでは次回もお楽しみに♪

第18回 住宅会社選びで大切なポイント

みなさまこんにちわ!
スギ工務店【SUGI WORKs】の杉野です。

今回も、家づくりにおいて知っておくと良い
知識について書いていきたいと思います♪

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【 前回の復習 】
"家づくりに適した土地かどうか"
について、まずは建築会社に
相談をしましょう!ということを
前回お伝えしました。
 
では、どんな建築会社に相談をすれば良いか?
相談相手として、下記ポイントに
当てはまる会社には注意しましょう!

✔先に土地を不動産屋さんで
 決めてきてくださいという

✔住宅ローンを銀行に丸投げ

✔手当たり次第にどんな土地でも
 たくさんの情報を提示してくる

✔建てる土地が決定するまで
 プランを描いてくれない
 
今回、どうして上記の様な会社に
注意するべきかについてお伝えします。

その上で「住宅会社選びで大切な2つのポイント」
のうちの一つ目について説明していきます。

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住宅会社選びで大切なポイント①

下記の「大切な3点」について『プロ』かどうか。

①お金のこと
②建物のこと
③土地のこと

 
住宅会社を選ぶ時には、建築だけではなく
3つ全てにおいて『プロ』であるかどうか。
 
これが、住宅会社選びの
大切な1つ目のポイントです。
 
みなさまに注意していただきたいのは
「家を売ることしか考えていない」
営業マン
です。

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新築を建てる方は、30年以上という長期間
"住宅ローン"を組む方がほとんどです。
 
長く続く住宅ローンの支払い...
それぞれのご家族が考えるライフプランには
 
・車の買い替え
・子供たちの大学や専門学校への進学
・家族の思い出づくりの旅行
・子供の成長とともに増えていく
 食費や光熱費
 
お金のかかるポイントが要所にあります。
 
そして時間の流れとともに
収入や支出が変わることは当たり前です。

その変化を踏まえた上で、建てた後の
暮らしのことを考えた<"b>資金計画"が
とても大切になってきます。

 
しかし、冒頭のチェック項目にある

✔先に土地を不動産屋さんで
 決めてきてくださいという

✔住宅ローンを銀行に丸投げ

✔手当たり次第にどんな土地でも
 たくさんの情報を提示してくる

✔建てる土地が決定するまで
 プランを描いてくれない
 
上記の様な会社になれば、明らかに資金計画を
おろそかにしたままで家づくりを
進めていこうとします。

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資金計画を疎かにしてしまうと
 
・予算を無視したムリな家づくり計画になる 

・無理な住宅ローンを組むことになり
 後々苦しい生活を送ることになってしまう 

 
など、悲しい結末になってしまう
可能性が高くなります。
 

住宅会社は「家を建てるプロ」です。

しかしそれと同時に、あなたにとっての
初めての家づくりを全力でサポートすべき
存在
でもあるべきです。

資金計画にしても、土地選びにしても
他社に任せたりお客様のセルフサービスに
するわけにはいかないのです。

 
スギ工務店【SUGI WORKs】は、家づくりにおいて
トータルコーディネートを行い
家づくりのパートナーとして
プロ意識を持って取り組んでいます。

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まとめになりますが
住宅会社を選ぶ時には

①お金のこと
②建物のこと
③土地のこと
 
建築だけではなく、上記3つ全てにおいて
「プロ」であるかどうか。

この3点に気をつけて家づくりのパートナーを
決めることを意識してみてください!

第17回 土地を見極めるためのポイント③

こんにちわ♪
スギ工務店【SUGI WORKs】の杉野です!

今回は土地についての「見極めポイント」
最後のテーマです。

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POINTその③

最後のポイントは...
住宅会社に一緒に土地を見に行ってもらうこと
ということです。

その理由は2つあります。 

①住宅建築のプロと土地を見るこによって
 マイホームに求めるものが叶えられるかがわかる

 
住宅会社の方と一緒に見に行き、あなたが望むような
家を建てることが出来るのかということを
アドバイスしてもらうといいですね。

また、土地を契約する前に実際にプランを描いてもらい
見積りまでを出してもらうようにすれば
より具体的にイメージが湧きます。

 
②土地以外にかかる別途費用を把握するため
 
土地を購入しようと思えば、雑誌やインターネットに
掲載されている価格だけで購入することは
実は出来ないんですね。

その土地の状況によっては、本当に様々な費用が
かかってくるものなのです。
 
これらは、何も知らない素人では調べることは難く
不動産屋さんに具体的に聞いたとして、ズボラな調査しか
してくれない可能性も高いのです。

建築するにあたって「土地がどんな状況なのか」ということは
住宅会社にとっても、ものすごく大切です。
そのため不動産屋さんではなく、住宅会社にしっかりと
事前調査してもらうことをオススメします!
 
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最後に土地の調査をお願いする
住宅会社を選ぶ基準をお伝えします。

✔無理のない資金計画を立ててくれる会社?

✔住宅ローンに対する知識は豊富で銀行に丸投げしない?

✔建てたいと願う家の予算を先に伝えてくれる?

✔建築にかかるお金を後出しせずに正直に話してくれる?

✔土地の調査や近隣調査などを快くしてくれる?

上記をご確認のうえで、住宅会社を選ぶと良いです。

 
逆に言えば

✔資金計画もせずに、いきなり土地探しをする会社

✔先に土地を不動産屋さんで決めてという会社

✔住宅ローンを銀行に丸投げする会社

✔手当たり次第たくさん土地情報を集める会社

✔土地が見つかるまでプランを描かない会社
 
などに当てはまる住宅会社には
ぜひご注意していただければと思います。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございます!

次回は『住宅会社選びのポイント』ついて
お伝えしていきたいと思います♬

次回の更新をお楽しみに!

第16回 土地を見極めるためのポイント②

こんにちわ!
スギ工務店【SUGI WORKs】の杉野です♬

少しだけ暑さが和らいだ気がしますが
それでも日中は30℃を超えますね(;'∀')
現場では引き続き熱中症対策を万全にし
安全な工事を心がけていきます!

前回は「土地を見極めるためのポイント」
というテーマで記事を書かせていただきました。
今回はその見極めポイントの残りをお伝えし
お役立ていただければと思いますので
お付き合いください。

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POINTその②

災害の危険性やご近所さん情報など
土地についてリサーチすること!

『調べに行く時間がなかった』

『何を確認したら良いか分からない』

『不動産屋さんに聞いたら心配ないと言ってた』
 
色々と理由が出てくるわけなのですが
その場所に住むのは「あなたとご家族」なのです。

「ちゃんと確認すべきだった・・・」と
後悔の声を過去にたくさん聴いてきました。
 
リサーチは不動産屋さんや住宅会社などに任せず
自分でリサーチすることをお勧めします!

家族がこれから長く暮らして行く土地です。

ご自身の目でリサーチして確認することは
安心して暮らすために、とても重要なことです。 
 
リサーチの際には下記ポイントを確認しましょう!

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■リサーチでチェックするべきポイント

・近所の人はいい人か
・浸水の心配はないか
・地震の時の対応は?
・津波のリスクはあるか
・過去にどんな災害が起きているか
・学校までの通学路は安心?
・病院やスーパーは近くにあるか


それらの心配要素を消すことができる1つに
市役所や町役場に備え付けてある
『ハザードマップ』があります。

過去の水災の状況、将来の災害予測、液状化リスク
緊急時の避難場所、学校や病院施設の場所など
重要な項目が記載されている冊子です。

これを見れば、その土地のことを
多く知ることが出来ます。  

また、『ハザードマップ』を見て安心するだけでなく

・水災があった時の状況はどうだったのか
・集中豪雨の時や台風の時の状況はどうなのか

など、ご近所さんに直接聞いてみて
生の情報を教えてもらうことも
とても良いかもしれません♪

次回は土地の見極めポイントの最後
「住宅会社に、一緒に土地を見に行ってもらうこと」
をお伝えしていきます!

第15回 土地を見極めるためのポイント

SUGI WORKs の杉野です!

暑い夏が始まり、日中外にいるのが
辛くなる季節ですね...。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回も「土地探しのコツ」に関して
知っておいた方が良い知識を
お伝えしていきます!
少し長いかもしれませんが、最後まで
お付き合いいただけますと幸いです。

【前回の復習】

・人気の土地
 南側が道路に面した土地

・南側道路の土地のメリット
 道路に面していれば、太陽の光を遮るような
 建物が建たないため、日当たりが
 ある程度保証される。

・南側道路の土地のデメリット
 日当たりの恩恵が受けられる家の設計を
 することが難しい。
 金額が高額、割高。
 価格交渉が困難。
 即決を迫られる可能性大。
 
メリット、デメリットを踏まえて
土地選びをした方が良いということを
前回お伝えしました。

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今回は
「どうやって良い土地と悪い土地を見極めるのか」
についてお伝えしていきます。
 
まず大前提として、どんな土地でも
設計の工夫やアイデア次第で
その土地が持つメリットを
最大限に引出すことは充分可能です。

『高い土地=いい土地』
『安い土地=悪い土地』

そんな固定概念に捕われず
資金計画で導き出した予算を意識しながら
土地探しをしていただければと思います。
 
では何を基準に土地選びをすればいいのか
土地探しにおいて大切な3つのポイントについて
3回に分けて、しっかりお話していきます!

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POINTその①

いいな~と思う土地が見つかった時は
最低6回は現地を見に行くこと!

「6回も見に行くの!?」と
驚かれたかもしれません。

でも、6回なんです。

ただ、何も考えずに6回見に行けば
いつでもいいというわけではなく
ポイントは"いつ見に行くか"です。

具体的にいつ見に行くのか。
『平日の朝・昼・夜』
『日曜の朝・昼・夜』です。

平日の朝が大事な理由は下記です。

・日の入り方
・近隣の方たちの通学・通勤の様子
・ゴミ出しの状況

などを見ることが出来るからですね。
 
平日の午後に関しては
もちろん"日の入り方"

そして平日の夜が大事な理由は

・外灯があるかどうか
・人通りや車通りはどうか
・夜間も安心して暮らすことが出来るか?

を確認出来るからです。

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また、平日と土曜・日曜では人の行動は
全然違うため、日曜日にも朝・昼・夜
同様に様子をチェックしておいた方が
良いのではないでしょうか。
 
平日と土・日、両方の朝・昼・夜の
近隣の状況や環境を確認することで
土地を購入してから後悔する可能性が
とても低くなります。

次回は土地の見極めポイントの
2つ目「災害や近隣の状況」についての
内容をお伝えしていきます。

お楽しみに♪

第14回  多くの人が土地探しで陥る落とし穴

スギ工務店【SUGI WORKs】代表の杉野です!

今回も家づくりに必要な知識をお送りします♫

今回は『土地探し』について!

家づくりをされるほとんどの人が
「日当りがいい土地を買いたい!」
思っているのではないでしょうか?

この日当りがいい土地とは
一般的に、敷地の南側に道路が接している
『南側道路の土地』のことを指します。
南側に道路があれば、太陽の光を遮る
建物が建たないという事ですよね。
 
光を妨害するものが建たない
南側が道路に面した土地は
一見日当たりが良さそうに見えますが
実は「2つの落とし穴」が潜んでいます。

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●1つ目の落とし穴

土地の値段が一番割高なうえ
誰もが同じように狙っているため
手に入りにくいし
価格交渉をする余地もない...!

他のみなさんも、日当りがいい土地を
買いたいと思っています。
競合が多い日当たりが良い土地は
広告や雑誌に載る前に売れてしまうことが
ほとんどなのです...。

偶然出会ったとしても
もちろん価格交渉の余地など全くないでしょう。
その土地が良いかどうかも分からない状態で
即決を迫られることになるでしょう。

さらにそのうえ、需要が供給を上回る
そういった土地は、価格の設定もすでに割高。
家づくり予算のうち、土地に予算を使い過ぎて
肝心の家に予算が回せなくなってしまう...。
 
なんとか頑張って支払っていこう!

そう言って家まで予算を超えて購入してしまうと
住宅ローンに負担がのしかかってくることになり
建てた後の生活が苦しくなってしまうことに
なりかねないというリスクを持っています。

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●2つ目の落とし穴

日当たりは良好。
しかしそのせいで、人目が気になる
暮らしにくい家になってしまうかも...。

 
日当りが良さそうな土地で設計図を描く。
ほとんどの住宅会社は南に大きな窓を造る
でしょうし、あなたもそういう設計を
きっと望むことでしょう。

しかし少し冷静に考えてみてください。

あなたの土地の南が道路だとしたら
車や人がたくさん通ることになりますよね?
隣近所の方だけじゃなく、知らない人からも
家の中が丸見えになる可能性があります。

人目が気になり、リラックスして
リビングで過ごせなくなってしまったり
カーテンを常に閉め切るようになってしまいます。
こうなってしまっては、なんのために
日当たりがいい土地を高いお金を出して買ったのか
よく分からなくなってしまいますよね?

日当たりが良い土地を購入したとしたら
設計時においてなんらかの工夫を
しなければいけないということを
ぜひ覚えておいていただければと思います。 

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誰もが良いと思っている『南側道路』
日当りが良さそうな土地。
メリット、デメリットを見て
判断をしていきましょう。

また、住まいの満足度を上げるためには
建物にも費用をかけたくなるお客様は
たくさんいらっしゃいます。

完璧な土地を求めて費用をかけすぎて
資金計画が上手くできない!なんて
状況にならないように。
 
土地と建物のトータルバランスを考え
計画を練っていきましょう!!


次回は、あなたがどんな土地を探せば良いのか?
についてお伝えしていきます。

第13回 土地探しにかかるその前に!

SUGI WORKs の杉野です♪

本日も家づくりに必要な知識について
ブログを更新していきたいと思います!

今回は『土地探し』について
お伝えしていきますね♬

「土地を見つけたい!」と考えたら
土地購入のために、土地代とは別にどういった費用が
別途でかかるのかを把握すること!

想像している以上に実はいろいろな
お金がかかるので、よく覚えておいて
いただければと思います。

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【土地購入のためにかかる諸費用】

✔土地の代金
雑誌や新聞広告、インターネットなどに
掲載されている費用。

✔仲介手数料
土地の仲介をしてくれた不動産屋さんに
支払う手数料。
(最大で土地代金の3%+6万円+消費税)

✔固定資産税精算金
前払いしてある固定資産税を
引渡しの日を境に日割り計算し
売主さんに支払うことが多いです。
(地域によっては別途、都市計画税がかかる場合有り。)

✔境界基礎工事代金
分譲地の場合、隣との境に作るブロックやフェンスの
基礎工事費用です。(隣と折半の場合も多い)
隣地との境に境界がない場合は、先んじて設置しなければ
いけないこともあるので、土地を買う時には
しっかりとチェックしてください!

✔水道加入金
市町村に支払う水道メーター設置や水道の使用権利金。
市町村によって指定の水道管口径が異なり、金額も
異なってくることになるため、市町村の水道課にて
しっかり確認することが大切。

✔所有権移転登記費用
土地を購入する際に登記の変更手続きを行います。
また、購入した土地が宅地(家を建てれる地目)に
なっていない場合(例えば畑など)は、地目変更登記費用が
別途かかる場合がありますので、こちらも事前に
しっかり確認をしましょう。

✔その他、地域によってかかるもの
・ 排水負担金
・ 水道引込み工事費用
 ※水道が敷地内に引き込まれていない場合
  前面道路から敷地内に水道管を引き込む
  費用が必要。

・ 造成工事費用
 畑や田んぼなどの農地であれば、土の入れ替え
 工事費用や造成工事費用などがかかります。

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上記の諸費用を考慮した上で
土地の予算を出し、土地探しをしないと
確実に予算オーバーします。

そのオーバーしたお金は、建築費用を圧迫しかねず
余分に借り入れしなくてはいけなくなって
しまうことになる場合があります。

このうえに土地が弱く、補強等がいる場合は
さらに「地盤改良工事費」もかかってくる
ことがあるかもしれません。

土地の代金だけではなく、さまざまな諸経費も
かかることを予想し、トータルの総予算から
しっかりと土地の費用を導き出しましょう!

次回は『多くの方が土地探しで陥る落とし穴』
についてお話しします!
お楽しみに~♫

第12回 家づくりの諸経費について③

SUGI WORKs の杉野です♪
 
今回は家づくりにかかる諸経費という
テーマの最終回です!

第12回では、『地震保険』と『登記費用』について
お話したいと思います。

地震保険

地震保険に関する5つのポイントを
お伝えします。

POINT❶
どこの保険会社で加入しても条件が同じ

POINT❷
火災保険に入らなければ、地震保険に入れない。
地震保険単体では加入ができない。

POINT❸
最長5年の保険期間なので、5年ごとに
更新しなければいけない(1年更新も可能)

POINT❹
火災保険と同様に、耐火構造なのか
非耐火構造なのかで、保険料が
60%近くも変わってくる。

POINT❺
最大で建物の価格の半分までしか
補償はしてくれない。

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もし地震が起こり全壊したとしても
家を2,000万円で建てたとしたならば
1000万円までしか保険はおりないと
いうことになります。

地震保険さえかけていれば、地震が起こった時に
建替えが出来るわけではないんですね。

地震保険は、当面の生活資金のための保険だと
認識していた方が良いでしょう。

登記費用

登記費用は、もし現金で家を建てる予定ならば
そのほとんどを省略することが出来ます。

しかし、住宅ローンを利用するならば
銀行が住宅ローン借主の土地や建物を担保として
設定をするため、登記費用が必要になります。

土地から買って家づくりをするのか?
それとも建替えなのか?など
目的に応じて、登記の種類は違います。

特に知っておきたい登記は「6種類」です。

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①所有権移転登記
土地を買った時に名義を売主から
買主に移すための登記。
土地を買ってから家づくりをする方は必須。

②建物表示登記
新築したときに構造や面積
敷地との関係を示す登記
住宅ローンを借りて家を建てる方は
全員必要になります。

③建物保存登記
新築した家が自分の持ち物であるということを
第三者に示すためする登記。
こちらも、住宅ローンを借りて家を建てる方
全員が必要です。

④抵当権設定登記
融資した銀行が土地や家を担保に入れたことを
第三者に示すための登記。
こちらも、住宅ローンを借りて家を建てる方
全員が必要です。

⑤建物滅失登記
建替えするにあたり、もともと建っていた家を
取り壊したことを証明するための登記。
古家を取り壊し、家を建てる方は必要。

⑥土地地目変更登記
畑や田んぼなどの農地であったり、雑種地といった
宅地以外の土地を、宅地に変更するための登記。
宅地以外の土地に家を建てる場合に必要。

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いかがでしたか?!
3回にわたって、諸経費について
細かくお伝えしました。

全体の予算から、これらの諸経費に加えて
家具や家電、地盤改良の費用、引越代といった
その他諸々の経費を差し引いていけば
土地や家に掛けられる予算が
より明確に出てくることになります。

次回からは『土地探し』について
詳しくお伝えしていきます!
お楽しみに(^-^)/

第11回 家づくりの諸経費について②

スギ工務店【SUGI WORKs】の杉野です!
 
今回は前回引き続き、家づくりにかかる諸経費に
ついてお伝えしていきます。

第11回では、『火災保険』についてお話します。

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②火災保険

火災保険は、保険会社によって違いがあります。
そこで、火災保険を選ぶうえで
最低限の知識をお伝えしていきます。

【保険適用範囲の選択】

・建物のみ
・建物+家財
※『家財』とはテレビやソファなどを指す。

もちろん、保証範囲によって支払う費用も違います。
建物+家財になると、必然的に金額は上がります。

また、火災だけではなく『水災』による被害にも
対応可能なプランもあんです。

そうなれば費用はもちろん上がるわけですが
少し土地が低いなと感じている方だけではなく
心配がない地域に住まわれる場合でも
費用をかけてでも水災に対応しておくほうが
無難なのかもしれませんね!

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また、火災保険の価格は『建物の構造』
によっても違ってきます。
木造住宅における耐火・非耐火構造
建物の構造は『耐火(T構造)』と
『非耐火(H構造)』の2つに分けられます。

『省令準耐火構造』という構造が
木造住宅では耐火構造(T構造)に該当します。

そして、耐火なのか非耐火なのかで
火災保険の価格はなんと『60%』近くも
変わってしまいます!
 
< 例 >
火災保険は10年間まで一括払いをすることが可能。

2,000万円の建物で耐火と非耐火
10年分を一括支払いの総額で比較すると
以下のようになります。

耐火構造 :約15万円
非耐火構造:約35万円

その差なんと約20万円!
しかも10年間のみの話のため
これ以上の差額になります。
 
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住宅会社でプランをしてもらう時には
その会社の建物の基本構造が、耐火なのか非耐火なのか
しっかり確認する必要があります。

また、建物について希望するポイントを叶えることで
耐火基準から外れるケースもあります。
その点も住宅会社に確認しつつ
プランを練ることが必要です。
 
次回は諸経費の『登記費用』について
詳しくお伝えしていきたいと思います!
お楽しみに♪

第10回 家づくりの諸経費について

こんにちは!
スギ工務店【SUGI WORKs】の杉野です♪
 
『初めての家づくり』で損をしないために
必要な知識についてお伝えしております。

今回は、家づくりにかかる全体の費用を
細分化してお伝えしていきたいと思います!

まず、第10回でお伝えすることは
【諸経費】について詳しく解説します。

数回にわたり、さまざまな諸経費の
お話をしていきたいと思います。

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そもそも家づくりにおいて
【諸経費】とは何を指すのか?
簡単に3つに分けることが出来ます。

【諸経費とは...】
①住宅ローンを借りる時に銀行に支払う経費
②火災保険・地震保険料
③登記費用

この3つについて、細かく解説していきます。

① 銀行に支払わなければいけない経費

住宅ローン商品によって
かかる経費は異なるんですね。

例えば、固定金利選択型の住宅ローンであれば
下の費用がかかることが一般的です。

固定金利選択型
・印紙代
・事務手数料
・保証料
 
しかし、フラット35のような
固定金利にはまた違う費用がかかります。
 
フラット35
・保証料は不要
・融資手数料
・印紙代
・団体信用生命保険料
・つなぎ融資手数料
・つなぎ融資金利、

同じ固定金利選択型の住宅ローンでも
銀行や借入れする人によって条件が異なります。

フラット35のつなぎ融資にかかる手数料や金利は
土地を自己資金で買うのかそうじゃないのか?
によっても異なってきます。

一般的にこれらの経費は

・固定金利選択型の住宅ローンは安い
・全期間固定の住宅ローンは高い

という特徴があります。

金利に加え、これらの経費まで安いという理由から
安易に固定金利選択型ローンを
選んでしまう方が多いので、注意が必要です。

ご自身でしっかり理解をしたうえで選択するため
しっかりと住宅ローンの理解を深めましょう!

次回、第11回では諸経費の

②火災保険・地震保険料
③登記費用

についてお伝えしていきます。