第6回 住宅ローン選びに必要な知識①

こんにちは!
【SUGI WORKs】の杉野です♪

はじめての家づくりで知っておくべき知識を
お送りしています。

今回は住宅ローン選びに必要な知識
『3つの住宅ローン』の種類と特徴について
お伝えしていきたいと思います。

少々長くなりますが、大切なことなので
最後まで、ぜひお付き合いください!


前回のブログでは、住宅ローンには大きく分けて
下記の3つの種類があることをお伝えしましたよね。
  
❶ 変動金利
❷ 固定金利選択型金利
❸ 固定金利

 
今回は、その3つの住宅ローンの種類について
まずは【変動金利】の住宅ローンについて
その特徴をお伝えしていきたいと思います。

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【 変動金利 】

変動金利の特徴は
 
『金利が安い』こと。 

ただ、貸出し金利が市場の動向に左右され
将来の金利がの見通しが不透明です。

最終的に返済しなければいけない
返済総額も予想がしにくいです。
 
↓変動金利はこんな方におすすめです↓
✔︎自己資金が多い。そして借入金額が少ない。
✔︎金利が上がりそうな時に、ある程度まとまった
 お金を返済出来る経済的な余力がある。 
 
こんな方にはとても有利な「変動金利」住宅ローンです。
  
逆に言うと...
✔︎自己資金が少ない!借入金額も多くなってしまう。
✔︎そもそも貯金が苦手でまとまったお金をつくれない!
  
そういった方にはあまりおすすめしません。

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〇変動金利の仕組み〇

「変動金利」の住宅ローンは
半年ごとに金利を見直すシステムです。

もし半年後に金利が上がっても
返済額が連動して上がるというものではなく 
返済額自体は5年間変わらないのですが
元金と利息の割合が変わってきます。
 
例えば... 
返済額が【¥70,000/月】であれば

金利上昇前だと
元金【¥45,000/月】+ 利息【¥25,000/月】

という割合だったのが

金利上昇後は
元金【¥35,000/月】+ 利息【¥35,000/月】
  
になるといった感じで
イメージいただければと思います。
 
5年間は、月々の返済金額は固定されます。

しかし、金利が上がった場合には
利息の割合が増えることによって
元金の返済が遅くなってしまうという
デメリットがあるんです。
  
5年後、金利が上昇している場合はどうなるか?
そう、返済額は「上がります。」

 
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ただし、現状返済している支払いの
「1.25倍以上にはならない」という制限はあります。
 
例えると、現在の返済が70,000円だとすれば
どれだけ金利が上がっても
87,500円以上の返済額にはならないということ。
 
急に返済額がドーン!と上がって
月々返済がキツくなることはないですが
元金が全然減っていかないという
状況を招く可能性が大いにあるわけです。

変動金利については
目先の「安さ」だけではなく
「不確定要素があるんだ!」ということを
しっかりと理解しておきましょう!

次回は2つ目の住宅ローンタイプ
「固定期間選択型金利」について
お伝えしていきます!

第5回 資金計画が失敗する3つの理由❸

こんにちわ!
SUGIWORKsの杉野です!

今回は【資金計画に失敗する3つの理由】
最後、3つ目の理由をお伝えしていきたいと思います!

3つ目の理由

資金計画で失敗する一番の要因は『住宅ローン選び』


みなさん「住宅ローン」は難しい!
理解しづらい!という
イメージがあるかもしれません。

実際に住宅ローンは情報量が多いうえに
聞き慣れない言葉がたくさんあり
理解しづらい部分が多いです。

ただ、しっかりポイントを押さえておけば
難しいことはありません!

しっかり理解していただくために
少しづつお伝えしていきたいと思います。

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それでは質問です!

住宅ローンの種類って
どれくらいあるかわかりますか?

3つの中から選んでみてください。

❶ 約50種類
❷ 約500種類
❸ 約5,000種類

さあ、どれが正解でしょう?!

・・・

正解は...、3番です!!

住宅ローンは約5,000種類もあります。

その中から自分にピッタリの住宅ローンを
1つだけ選ばなくてはいけません。

しかし、全てが全く違う商品なのか?というと
そういうわけではないんですね。

実は大きく分けてみると
たった3種類しかないんです。

その3つのタイプを、それぞれの金融機関が
条件を変えてリリースしているわけです。

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その3種類とは...

『変動金利』

『固定金利選択型金利』

『固定金利』

というものです。
 
簡単に説明していくと...

『変動金利』
→ 金利が変動して動いていくもの。

『固定金利選択型』
→ 最初に決めた一定期間だけ、金利が固定されるもの。

『固定金利』
→ ずっと同じ金利が続いていくタイプのもの。


住宅ローン選びというものは
これらの3種類のうち、どれが自分にピッタリ合うか
考えて選ぶ
だけなんです!


次回は【住宅ローン選びに必要な知識】について
お伝えしていきます。

お楽しみに!

第4回 資金計画が失敗する3つの理由 ❷

こんにちわ!
SUGIWORKsの杉野です!

今回は【資金計画に失敗する3つの理由】
2つ目の理由をお伝えします。

2つ目の理由は

お金の事を後出しにする建築会社が多いため
具体的な金額がわからない

です。

住宅展示場に行ったり、見学会に参加したとき
『このお家はいくら?』と質問すると
同じような坪数・大きさの家でも
住宅会社によってその答えに
大きな差があります。

一体何が普通なのか?
何を基準に考えればいいのか?

それがいまいち分からないことが
多々あるかと思います。

実は住宅業界では
価格表示の仕方について
基準があるわけではありません。

基準がない以上は
実際より安く見せることが
いくらでも出来るということです。

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多くの住宅会社は、チラシやホームページで
パッと目に入る価格を実際よりも
安く提示しています。
 
他の会社よりも金額を安く感じさせるよう
見積書を作り、提示する会社もあるのです。

その価格では、その家に住むどころか
そもそも建つことも出来ない見積りで
諸費用や付帯工事などを含まない
「住めない状態の建物金額」のみが
提示されるケースです。

契約した後や契約の一歩手前になったときに
「これだけ別途費用がかかりますよ」と
本当の金額を打ち明けられてしまいます。

これでは考えていた予算が狂ってしまいい
後に困ったことになってしまいます。 

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さらに、判断基準の一つとなっている
建物の「坪単価」表示を、競合している
他の会社より安く見せかけるための
トリックを使う住宅会社もあります。

【坪単価】トリックとは

✔延べ床面積と施工面積の違いによる差
✔尺モジュールかメーターモジュールかの違い
✔建物本体価格と付帯工事価格、オプション

上記の3つを使い、巧みに安く見せています。

注文住宅の費用を、実際より安く見せることは
実は難しいことではないので
多くの住宅会社に見られます。

住宅会社は、一番大切な部分である
「お金の話」を後まわしにしがちです。

ですので、自分でしっかりと知識を付け
惑わされないようにすることが大切です。

最初に提示される『入口価格』だけで判断せず
住める状態の『出口価格』がいくらなのか。

しっかりと把握したうえで
家づくりを任せるか判断しましょう。

契約した後になって予想以上の
出費に追われないよう...

予算オーバーでお金を工面するのに
苦労しなくて済むよう...

 
最初の表示価格の安さに惑わされず
気を付けて家づくりをすすめて
いただければと思います!

次回は3つ目の理由をお伝え致します♪

第3回 資金計画が失敗する3つの理由 ❶

こんにちわ!
今回は、前回お伝えした
【資金計画に失敗する3つの理由】についての
具体的内容をお伝えしていきます!

少し長いですが、ぜひお付き合いください♪

まずは1つ目の理由

"土地と建物以外の費用について
事前にしっかりと計算出来ていない"

ということについてです。

家づくりを真剣に考えているあなたなら
「諸費用」もしくは「諸経費」という言葉を
聞いたことがありませんか?

「諸費用とは一体どんな費用なのか?」
ということについてまでは
具体的に理解されていないかと思います。

実際に私どもスギ工務店に来訪され
他の住宅会社さんを回ってこられた方に
『土地と建物以外に、どういった費用が
どのくらいかかるのか知っていますか?』

という質問をします。
すると、不思議なほど同じ答えが
いつも返ってきます...

『大体150万ぐらいですかね?』
という答えが...

おそらくこれは、家を買う時に絶対にかかる
【登記費用】や【火災保険】など

そして【住宅ローン借入のための費用】の
ことを指すのだと思いますが
果たして土地と家以外に
それらの費用だけを負担すれば
本当に住める家になるでしょうか?

...そうですよね。
ならないですよね。

その家を住めるようにするために
土地を買って家を建ててからも
必要なものがたくさんありますよね!

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例えば、新居にあわせて購入する
ダイニングテーブル&チェアーセット

リビングにおくソファーやローテーブル

それからテレビボードなどの家具代金

また、新居に移るまで買い替えを我慢している
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの
家電製品などです。

そしてせっかく家を建てるわけですから
エクステリア(お庭)だって
キレイにしたいですよね!

さらに、今住んでいるところから
移転するための「引越し費用」だって
必ず必要になってきますよね。

この他にも、購入する土地によって
必要になってくる費用が出てきたりしますし
出るか出ないか調査してみないと
分かりませんが、「地盤改良費用」も
あらかじめ予算計上しておかないと
もしもの時に困ったことになってします。

忘れずに計上しておくべき経費ですよね。

これらの費用については
大なり小なり個人差があります。

しかし、ざっと思い浮かべただけでも
これだけの項目があるので、家づくりでは
最初にこの細かい諸費用のことまで
しっかり考えていないといけません

そうじゃないと
思わぬ出費が重なってしまい
お金が足りなくなってしまったり
大幅な予算オーバーを招いてしまったり

するんです!

ですから
『資金計画』をする際に
これらの費用を曖昧にではなく、出来る限り
具体的に算出
をしていただければと思います。


次回は、資金計画に失敗する3つの理由
その❷をお伝えしていきます!

ぜひお楽しみに♫