ダイニングテーブルは、見かけよりずっと大きい

みんさま、こんにちは!
これまでは、家づくりにおいて
お役立ていただける知識や心構えなどを
全18回に渡りお伝えしました。

本日は、家づくりを行ううえで
もっと暮らしにフォーカスした
内容をお伝えしていきます。

今回は、「ダイニング」について
お話ししたいと思います!

ダイニングテーブルは
見かけよりずっと大きい

突然ですが
家具にこだわりってありますか?

ウッド基調な家具。

好きなブランド。

モノトーンな色の家具。

はたまたカラフルな色の家具を
揃えているなど...

みなさまそれぞれに
こだわりはあると思います。

d1b5103e25d8f10f3bdffe2b2a63ca47.jpg

家具選びはとても楽しい作業です!

特に新しく家を建てる時は気合いが入ります。


なかでも『ダイニングテーブル』は
別格の存在感ですよね!

毎日の食事だけでなく
友人を招いたパーティーで囲んだり
ちょっとした書き物に使ったり...

その家の中心として機能するだけに
より一層慎重になります。

「ナラのムク板がいいかしら?」

「北欧風デザインも捨てがたいね」などなど...

本当に悩みはつきませんよね。

でもちょっと待ってください!!

デザインばかり考えてしまいますが
大きさは大丈夫でしょうか?

ダイニングルームは、住宅の中で
1番人が集まる場所です。

それだけに、テーブルの周りには
人が動けるだけの空間が十分に
確保されていなければなりません。

どのようなテーブルをどのように置くかで
ダイニングルームの設計は
大きく変わっていきます。

卓の高さや座の高さにも
いろいろな種類があります。

座の高さの例は
カウンター席やダイニングテーブル。
卓の高さの例は座卓と掘りごたつ。

ところが、卓の高さと座の高さの
相対的な差は、どんな高さの卓であろうと
ほぼ一定です。

この差を「差卓」といいます。
差卓は体格によっても微妙に異なります。
また和食か洋食か(箸かナイフ・フォークか)
によっても微妙に異なります。

ただ、専門料理店でもない限り
差尺は「27cm前後」と覚えておけば良いでしょう。

ダイニングテーブルを置く場所を
設計の時から決めておいて
壁を出してしまってもいいですね。

左右対称で壁を出すとバランスよく見えますし
片側だけの壁を出しても個性的です。

istockphoto-480432438-612x612.jpg

と、いうわけでダイニングの設計は
テーブル廻りの前後左右
そして上下の寸法を確保する必要があります。

ぜひご参考いただければと思います!
それでは次回もお楽しみに♪

PageTop